ゆうゆう81号


2012年11月19日発行







日ごろな一枚



               

新宿三丁目駅近くの花園神社、酉の市前日の一コマです。

今年は一の酉が11/8(木)・二の酉が11/20(火)の二日です。

それぞれの前日には前夜祭もあります。

商売繁盛の熊手を売る露天商のにぎやかな声は、師走を迎える街の風物詩と言われています。

毎年60万人もの人が訪れるそうですよぉ、人混み覚悟で皆さんも一度足を運んでみてはいかがですか?








1.工房製作物紹介

 車いす利用者であるAさんから、「浴室のガスの元栓を開閉するためのリーチャーを作りたい」という製作依頼が寄せ
られた。

 Aさん宅の浴室は、浴槽とほぼ同じ高さのすのこが置いてあり、使いやすいよう工夫されている。しかし、そのために
床近くの低い位置にあるガスの元栓には手が届きづらくなっており、開閉が難しい。これまでは、すのこに座った状態
から腕を伸ばし、体のバランスを取りながら何とか開閉していたが、冬場など寒さで体が硬くなっている時には、バラン
スを崩してすのこから落ちそうになることがあった。そこで、もっと楽に元栓を開閉できるよう、リーチャーを製作するこ
とになった。

 どのような形のリーチャーにするかAさんと話し合い、先端部が元栓のつまみにぴったりとはまるよう、形状を工夫し
た。柄については、長さが数センチ違うだけで全く力が入らなくなってしまう。どの長さがベストなのか、何度か導入と確
認を重ね、決定した。使用時は真上から力をかけることになるため、



                       



取っ手は握りやすく力が入りやすいよう、T字形で製作。入浴時に使用するため、素肌に触れても怪我がないように、
仕上げのやすりがけを丁寧に行った。



 リーチャーについて、Aさん曰く「オレはこれをすごく気に入ってるんだよ」とのこと。入浴の度に活躍しているそうであ
る。しかし、水場で使う物のため、今後はカビや汚れなどの問題が発生することが予想される。また、使い続ける中で
新たな改良点も出てくるかもしれない。その時々で、Aさんにとって必要なものが何かを一緒に考えながら活動していき
たいと思う。





いたずら工房ピノキオでは、「こんな用具があったら助かるのに」「ここを直したら、もっと使いやすいものになるのに」
と、障害者・高齢者が思い描くものをかたちにしていくための活動を行っています。当事者本人が製作の中心となりな
がら、自分に合ったものをつくりだす。ケアスタッフとともに、ものづくりの楽しさや喜び、障害について考えていく機会を
共有し、互いの理解を深めていく場になればと考えています。




2.ケアセンターあれこれ



8月

・運動会練習会1回

・新宿区立あゆみの家見学会

・夏休み



9月

・運動会練習会2回

・ケアスタッフ研修合宿

・国際福祉機器展見学



10月

・運動会練習会3回

・新宿ケアカレッジ参加

 「地域包括ケアの現状と将来像」〜定期巡回・随時対応型訪問介護・訪問看護のあり方〜

・平成24年度地域福祉振興事業助成金中間報告書提出(工房)

・訪問介護指定更新申請書提出(介護保険)

・居宅介護支援指定更新申請書提出(介護保険)







●指定障害福祉サービス事業者更新決定

 東京都より、指定障害福祉サービス事業者 (居宅介護・重度訪問介護)として、指定 の更新を受けました。

 有効期間:平成24年10月1日〜平成30年9月30日





※第8回運動会開催のお知らせ

11月23日(祝日・金曜)13時30分〜戸山サンライズ体育館にて開催します。

参加希望の方は、15日(木)までに事務所へ必ずご連絡下さい。







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